薬剤師の正社員の求人にはどんな種類がある?内定を貰うためのコツは?

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医師が処方した薬をチェックしたり、患者さんに手渡すことが出来る薬剤師。薬剤師の採用情報には正社員になりたい人を対象にした求人も多くあります。そこで薬剤師の正社員の求人の種類や、正社員として働くために内定を貰うコツなどを詳しく解説します。

新しい職場に挑戦したいときやキャリアアップをしたいときにも役立つかもしれません。

「薬剤師には年収1000万円を狙える求人があるのか」

薬剤師とは?どんな職業?

薬剤師は薬剤を扱うプロのことで、国家資格の保有者を指します。法律で定められている役割には調剤や医薬品の供給、薬事衛生などがあり、国民の健康を守ることを求められているのです。薬剤の豊富な知識を活かして処方箋のチェックをしたり、服薬指導や医薬品の管理などをします。

仕事内容は働く医療機関や施設、店舗などで違ってくるのが特徴です。薬剤師になるためには薬学部のある大学に通い、専門知識や技術を学んで卒業します。卒業するときに国家試験に合格することで、資格が与えられる仕組みです。

2017年までは4年制か6年制の大学で学ぶことが条件でしたが、2018年以降は6年制の大学だけが対象となっています。4年制の大学の卒業者は大学院などで学び直して、必要な単位を取得することで薬剤師になれるかが決まるシステムです。

薬剤師の国家試験では必修問題が90問、一般問題が255問の合計345問が出題されます。試験は2日間で、どちらも朝から晩まで長時間行われるのです。

必修問題は化学や生物、衛生や薬理、病態や倫理、制度など幅広いジャンルから出題されます。長丁場の試験になるので模擬試験で時間配分に慣れたり、体調を整えることも大切です。

どんな正社員の求人があるのか

一言で薬剤師の求人と言っても様々なものがあり、医療機関や薬局、製薬会社などが正社員を募集しています。薬局やドラッグストアで正社員として活躍しているのは全体の6割程度です。医療機関で正社員として働く薬剤師は全体の2割、企業で働いている人は1割と言われています。

調剤薬局やドラッグストアの求人

調剤薬局で正社員を募集している場合は、患者さんの持っている処方箋に基づいて薬を提供するのが主な仕事になります。医療機関を受診して患者さんが受け取った処方箋の内容に間違いはないか、患者さんの症状に合った薬が処方されているのか確認します。

また以前から飲んでいる薬との飲み合わせは悪くないか、副作用はないかなど細かくチェックするのも薬剤師の役割の一つです。間違いに気付いたり、少しでもおかしいと思うことがあれば医師に問い合わせます。患者さんから薬を上手く飲めないなどの相談があれば服薬指導もします。

間違いに気付かない、違う薬を手渡してしまったなどの大きなミスをしないためにも、他のスタッフとも連携して仕事を進めることが大事です。ドラッグストアの正社員の求人では、一般用の医薬品を提供する薬剤師を募集しています。

一般用の医薬品は処方箋が無くても買えるものですが、第1類医薬品は薬剤師のみが販売することが許されています。薬剤師が居ないと第1類医薬品を販売することが出来ないので、多くのドラッグストアで薬剤師の応募を待っているのです。

来店したお客さんに商品を勧めたり、医薬品の相談に乗るのも薬剤師の業務です。

医療機関の求人

医療機関である病院やクリニックでは正社員の薬剤師を多く採用しています。外来患者さんの調剤や薬の管理だけでなく、入院患者の調剤や注射薬の用意などが任せられるため、重要な業務が出来る正社員を積極的に採用しているのです。

さらにチーム医療の大切な一員として、薬剤師の募集も盛んに行われています。外来担当の薬剤師は診察を終えた患者さんから処方箋を受け取って、処方箋の内容に合わせて薬を渡します。医薬分業をしている医療機関では院内処方は行いませんが、薬局からの問い合わせに答えたり、必要に応じて患者さんからの相談に乗ります。

入院患者の担当になると医師から指示された薬剤を用意して、服薬して貰うのです。定期的に病床に足を運んで異常はないか、飲みづらい薬はないかと患者さんにヒアリングをします。副作用が現れたときには医師に報告して、薬を変える必要はあるか話し合います。

製薬会社の正社員の求人

薬剤師の正社員の求人の中には、製薬会社のものもあります。製薬会社では企業の薬剤師として営業や在庫の管理、研究開発や新薬のデータ集めなどが業務となります。営業の求人に応募して任せられるのは、担当するエリアにある医療機関などに行って自社の医薬品を勧める営業活動です。

どのような薬なのか、どんな病気が対象になるのかを細かく説明します。興味を持ってくれた医療機関に使って貰い、臨床現場で得られたデータを持ち帰るのです。在庫の管理では管理薬剤師として、薬の責任者として現場を仕切ります。

薬品を扱う企業では1拠点に1人の管理薬剤師の常駐が義務付けられていて、担当となった場所で薬の品質管理や行政対応などをします。管理薬剤師として就職すると年収は高い傾向にあると言われていて、高待遇の求人も多いようです。(参考:薬剤師求人:APOPLUS薬剤師)

薬の研究開発や新薬のデータ集めも、企業薬剤師ならではの仕事です。研究職などに配属されると既存の薬のデータを集めたり、新しい薬品の開発に携わることがあります。場合によっては人体に新薬を使用して、安全性や保存性を確認することもあるのです。

非常に狭き門とされていて、求人も少ない傾向にあります。

薬剤師が正社員として内定を貰うためには

薬剤師が正社員として採用されるためには、自分の強みをしっかり理解しておくことが重要です。どのような知識があるのか、専門分野は何なのか把握して面接試験で自分をアピールしましょう。そのためには自己分析をして今まで学んできたことのほかに、自分がどんな人間なのか、長所と短所はどの部分なのか知っておきます。

自分の武器となるものを見つけ出して、面接官にアピールすることが内定への近道かもしれません。志望動機もありきたりのものではなく、薬剤師を目指した理由や求人に応募するきっかけとなった出来事を絡めると印象にのこりやすくなります。

出来るだけ多くの求人に目を通す

正社員として働きたいときには、数多くの求人に目を通すようにしましょう。どんな求人が出ているのか分かりますし、自分のスキルならどの求人に応募することが出来るのか分かってきます。職種や職場の選択肢の幅も広がり、自分がやりたかった仕事に巡り会えるかもしれません。

まずは時間を掛けて、じっくり探すことが成功の秘訣です。